内視鏡検査

内視鏡検査

内視鏡によって、がんや潰瘍、ポリープなどの病気の早期発見、早期治療が可能となります。
当院ではオリンパス社製の最新型内視鏡システム【EVIS LUCERA ELITE】を導入し、経験豊富な内視鏡専門医が、精度の高い安全な検査、内視鏡的大腸ポリープ切除を行なっています。この内視鏡システムは、鮮明なハイビジョン画質による通常光での観察に加え、NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)を搭載しており、粘膜表面の毛細血管を浮かび上がらせることで、微小病変を早期発見する可能性を高めます。また、2019年よりオリンパス社製の大腸内視鏡PCF-H290ZIを新たに導入しました。このスコープは、先端部11.7mmと従来機種より少し細くなり、170°の視野角と視野が少し広くなり、拡大(ズーム)機能も付加されています。従来のものより、よりしなやかで細くなっており大腸への負担の少ない検査が可能になりました。

*2020年10月、上部消化管内視鏡GIF-1200Nを導入しました*

主に鼻から挿入するカメラ(経鼻内視鏡)として使用します。

内視鏡の細径化と高画質の両立は長年の課題とされてきましたが、このGIF-1200Nでは外径5.4mmの細さを維持しつつ、明るくノイズの少ないハイビジョン画質が実現しました。

また、従来製品に比べ柔らかい挿入部が採用されたことで挿入時の苦痛軽減が期待できます。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)  ※予約の方優先

内視鏡検査

  • 口から挿入するカメラ(経口内視鏡)
  • 鼻から挿入するカメラ(経鼻内視鏡)
  • うとうとと軽く眠った状態で挿入するカメラ

の3種類の方法があります。
経鼻内視鏡は最新の細いスコープ(径5㎜)を鼻から挿入するため、従来の、口からスコープを挿入する検査法に比べて「ウエッ」となる嘔吐反射が起こりにくく、より楽に検査を受けることができます。
それぞれの検査法に利点・欠点がありますので、詳しくは医師または看護師にお尋ねください。

胃カメラに関しては、当日朝食を抜いて来院して頂ければ、初診日でも検査可能です(予約状況によりお待ちいただくことがあります)


下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ) ※完全予約制

大腸ポリープなどの病変を見つけた場合、その場で内視鏡診断を行い、切除が必要なポリープに関しては、内視鏡的大腸ポリープ切除(日帰り手術)を行うこともできます。

大腸内視鏡検査を受ける場合、一度外来診察が必要です。お電話での検査日の予約はできますが、検査前に一度来院して診察を受け、前処置(下剤内服方法・食事の注意事項など)の説明を行います。

内視鏡検査
鎮静剤使用について(胃・大腸共通)

不安がある方や、以前、内視鏡時に苦痛を伴った方には、少しでも検査を楽に受けていただくために、希望により鎮静剤を使用します。鎮静剤の影響はしばらく残りますので、鎮静剤使用後の運転は危険です。

検査当日の車の運転はお止めください。
鎮静剤を使って内視鏡検査をご希望の方は、来院に際し車の運転を避け、公共交通機関やご家族の送迎でいらしてください。患者さまご本人が車で来院された場合は、鎮静剤の使用をお断りさせて頂いております。自転車・二輪車についても、ご近所にお住まいの方でも大事故につながる恐れもありますので禁止です。
また、検査後の重要なお仕事は避けて下さい。

鎮静剤使用に際しての安全対策

鎮静剤の効き方は個人差が大きいため、効きすぎないように最少量から投与します。当院では安全対策として鎮静剤を過量に使用しないことはもちろんですが、血液中の酸素濃度、血圧、脈拍、呼吸数を監視するモニターを使用し、万が一副作用が出現した場合でも、いち早く対処できるようにしています。

詳しくは【よくあるご質問】をご参照ください。

安全と苦痛に対する取り組み

通常、内視鏡で胃・腸を観察する際には、空気を送り(送気)、胃や腸を膨らませる必要があります。しかしこの空気送気では、検査終了後に、腸管内に充満した空気の影響で、「お腹の張り」や 「不快感」を伴うことがあります。この様な苦痛を軽減させるため、当院では内視鏡用炭酸ガス送気装置を導入しております。炭酸ガスは空気と比較して、腸管内での生体への吸収が速やかなため、検査後の苦痛は軽減されます。炭酸ガス使用の安全性は国内、欧米から報告されています。


当院では内視鏡専用の洗浄室を設置し、日本消化器内視鏡学会のガイドラインに基づき、検査毎に高水準消毒薬で洗浄・消毒を行っております。徹底した感染予防対策を行っており、感染の心配はありません。