よくあるご質問

内視鏡検査に関し、特にお問い合わせが多いご質問につきお答えします

Q. 全身麻酔を使ってもらえますか?

A. 全身麻酔ではありません。検査中、問いかけに対し、”うとうとしながらも返事ができる”という『意識下鎮静』という状態です。

「参考資料 米国麻酔学会 鎮静・麻酔の分類 より作図」


意識下鎮静全身麻酔
反応問いかけまたは触覚刺激に対し反応できる問いかけや痛み刺激にも反応しない
呼吸自発呼吸できる自発呼吸できなくなる
人工呼吸器による呼吸管理が必要

検査中はモニターで患者さんの状態を注意深く観察しつつ、鎮静剤を少しずつ投与し意識を低下させて、検査による苦痛や、緊張感・不安感をやわらげることを目的としています。

Q. 鎮静剤を使った場合、完全に判らないまま検査は終わりますか?

A. 「完全に眠らせて欲しい」という患者さんのご希望があります。検査中、患者さんの状態を注意深く観察しつつ、鎮静剤を少量ずつ追加して行きます。効果には個人差があります。鎮静剤を使用中、うとうとしながら「まだ眠っていません」など言われる方や無意識に喋っている方がおられます。この様な場合は鎮静剤の効果があると判断します。検査終了後に、「全く判らないまま検査が終わった」と言われる方もいれば、「あまり効いた感じがしなかった」と、効果に関しての感想は様々です。

Q. 鎮静剤を使った場合、完全に判らないまま検査は終わりますか?

Q. 鎮静剤を使用することのデメリット(悪い点)はありますか?

A. 意識がなくなることがある、血圧が下がることがある、呼吸が弱くなることがありえます。

そのため、鎮静剤を使う方には、血液中の酸素濃度、血圧、脈拍、呼吸数を常に監視するモニターを装着し、安心・安全な内視鏡検査を行うよう心掛けております。

Q. 前に鎮静剤を使用したことがあり判らないまま終わったので、今回も大丈夫ですか?

A. その時の体調などでも効果に差があります。「前回は効果があったけど、今回は効果が弱く感じた」などのご意見を頂くこともあります。

Q. 検査時間はどのくらいですか?

A. 実際に内視鏡が体内に入っている時間は、上部消化管内視鏡(胃カメラ)では約6分、下部消化管内視鏡(大腸カメラ)では20~30分くらいです。鎮静剤を使用した場合は、検査後しっかり目が覚めるまでリクライニングチェアで約1時間休んだ後、帰宅していただきます。

Q. 鎮静剤を使用できないことはありますか?

A. 授乳中の方、車で来院されている方(検査当日は丸一日二輪車・自動車の運転はできません)、閉塞隅角緑内障と診断された方、鎮静剤に対しアレルギーがある方、です。また、検査中、鎮静剤の投与により、血圧が下がった方は薬の追加が難しい場合があります。